登山ガイドによる 筑波山のおすすめポイント
登山ツアー”旅の本棚”で、皆さんをご案内させて頂く登山ガイドによる筑波山 登山ツアーのおすすめポイントです。
- 「西の富士、東の筑波」と称された関東平野の名山
- ケーブルカーやロープウェイも利用でき、手軽に登れる
- 老若男女、古代から現代まで、季節を問わず多くの人々に親しまれている
- 3000年の歴史を誇る筑波山神社をはじめ、巨石奇岩や巨樹などのパワースポットが点在!
- 最も標高の低い日本百名山
「西の富士、東の筑波」と称された関東平野の名山
関東平野の西に聳える富士山と東に聳える筑波山は、関東平野のどこからでも眺められ、どちらも優美な山容で関東の双璧として古くより人々に親しまれてきました。万葉集においては、筑波山が25首、富士山が13首詠われています。
ケーブルカーやロープウェイも利用でき、手軽に登れる
7つの正式な登山コースがあり、様々なバリエーションの登山コースが選べます。ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、山頂直下まで気軽に上がる事が出来ます。
老若男女、古代から現代まで、季節を問わず多くの人々に親しまれている
古代の記録に記載があるように、かつては男女の求愛の場として親しまれ、現代はロープウェイ等のアクセスの良さも手伝い、これまで数多くの人々が訪れています。春はカタクリやツツジウが咲き、夏はオオルリやキビタキがさえずり、秋は紅葉が彩り、冬は展望が良く、山麓の梅林では梅まつりが開催され、季節を問わず、自然の魅力が楽しめます。
3000年の歴史を誇る筑波山神社をはじめ、巨石奇岩や巨樹などのパワースポットが点在!
筑波山全体がご神体として崇められ、筑波山神社以外にも奇岩や霊石が点在し、それらにも神仏が宿るとされ、信仰の対象となっています。現代ではパワースポットとしてご利益を求めて、訪ねる人が増えています。岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ると言われている「胎内くぐり」もその一つです。
最も標高の低い日本百名山
「日本百名山」の著者・深田久弥は、筑波山を選定した理由について「あえてこの山を推す理由はその歴史の古いことである」と記しています。
筑波山の登山ツアーの一覧
ツアーの一覧を別画面で表示します。必ず、コース詳細ページの「旅程」などツアー内容を確認上、ご予約下さい。
筑波山のスポット
筑波山 登山ツアーのハイライト・スポットを紹介しております。
⇒ 筑波山神社 ⇒ 御幸ヶ原(みゆきがはら)
筑波山神社
一般的な神社は拝殿のすぐ後ろに本殿がありますが、筑波山そのものをご神体とする筑波山神社は、背後に聳える男体山と女体山の各山頂に本殿が鎮座し、神域である山中に点在する巨樹や巨石奇岩は信仰の対象として、登山者に修久の歴史を今に伝えています。毎年4月1日と11月1日には、筑波山神社の最大のイベント「御座替祭」(おざがわりさい)の神事が執り行われ、神様が自分の子供を思いやり、夏の暑い時期に涼しい筑波山山頂へ子供を移し自分は山麓へ、冬の寒い時期は暖かい山麓へ子供を移し自分が山頂に行く、心あたたまる切り替えのお祭りと言われています。猿田彦を先頭に神様を乗せた神輿を筑波山神社まで巡業する風光明媚な光景を楽しむ事が出来ます。
聖と俗を分ける門と言われている「弁慶七戻り」(べんけいななもどり)などの奇岩も登山ツアーの楽しみの一つです。
御幸ヶ原 みゆきがはら
筑波山山頂付近の御幸ヶ原にはお土産屋兼飲食店が数件あり、お弁当を持参しなくても、名物のつくばうどん等の軽食をお召し上がりいただけます。
筑波山名物 ガマの油売りの口上
傷薬である軟膏「ガマの油」が、筑波山名物の土産物として販売されています。この「ガマの油」は、江戸時代には浅草寺境内などで、香具師が大道芸で実演販売していました。その口上の様子は、古典落語「蝦蟇の油」(がまのあぶら)で演じられ、今でも全国の人に知られているものの、日常的に見れるものではありません。しかし、筑波山神社隋神門広場では、毎週土曜・日曜日・祝日の昼間に「筑波山ガマ口上保存会」による”ガマの油売り口上”が実演されています。タイミングが良ければ、その始終を見ることができます。
※ 必ず見れるとは限りません。