両神山 りょうかみさん
標高:1723m 埼玉県 秩父多摩甲斐国立公園 新・花の百名山 関東百名山
両神山の特徴とおすすめのポイント
両神山は奥秩父と西上州の境界に位置し、鋸歯状のギザギザとした山容が特徴的です。山名の由来は日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征伝説や各諸説があります。また、山犬(オオカミ)信仰として知られ、山中の両神神社(本社)の狛犬像は山犬が鎮座しています。最も賑わいを見せるのが5月のアカヤシオの時期で、岩稜に映えるアカヤシオの鮮やかなピンク色が登山道を彩ります。
ツアー登山コースの魅力
日向大谷コース
民宿両神山荘の脇から登山スタート。石像や石碑を数えながら緩やかな沢沿いの道を進むと会所。ここで七滝沢コースを分け、さらに沢沿いの道を徐々に高度を上げていき、急坂を登ると間もなく清滝小屋着。現在は避難小屋です。急斜面を登り簡単な鎖場をいくつか過ぎ、尾根に出ると両神神社着。ここの狛犬はオオカミです。尾根には旧道と新道が並行し、緩やかな登りの道。5月はアカヤシオが登山道を彩ります。登山道が狭くなり、山頂直下の鎖場を越えると狭い山頂に出ます。
【距離9km・6時間半・獲得標高2450m】
白井差新道コース
白井差新道は、標高差約900mの両神山最短ルートです。登山道全体が山中氏の私有地で、整備・管理されているため、整備費1,000円が必要です。その際両神山のバッジが貰えます。また、このコースを使うためにはピストンが条件になっています。コース全体は良く整備されていて、歩きやすいコースです。コースは山中宅前より大笹沢の渓流沿いを登ります。昇竜の滝を過ぎ、水晶坂のジグザグ斜面を登れば平坦地のブナ平着。右手にのぞき岩の絶壁を見ながらさらに登ると作業道分岐に着きます。稜線を進むとほどなく白井差新道分岐。さらに稜線をすすむと両神山山頂です。
【距離5.5km・4時間半・獲得標高1865m】
両神山の登山コース
日向大谷コース
日向大谷口(630m)…会所…清滝小屋…両神神社…両神山/剣ヶ峰(1723m)…両神神社…清滝小屋…会所…日向大谷口
白井差新道コース
山中宅前(855m)…オオドリ河原…ブナ平…両神山/剣ヶ峰(1723m)…ブナ平…オオドリ河原…山中宅前
両神山 登山ツアー レポート
- ゆったり雲取山縦走と両神山 (2021年 11月12日~15日 催行)
- 雲取山縦走と両神山 (2016年 5月1日~4日 催行)
両神山の登山ツアーの一覧
ツアーの一覧を別画面で表示します。必ず、コース詳細ページの「旅程」などツアー内容を確認上、ご予約下さい。