春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターの概要

春国岱（しゅんくにたい）は、オホーツク海と風蓮湖の間に横たわる長さ8km、最大幅1.3kmの細長い島です。周囲を海と湖、干潟に囲まれ、海岸草原、湿原、森林など多様な環境が、ひとまとまりになって存在します。春国岱・風蓮湖は、これまでに約310種の野鳥が記録され、野鳥の聖域と言われており、根室を代表する自然の宝庫です。
2005年にはラムサール条約に登録され、2010年には東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワークにも参加し、湿地や水鳥の生息地の保全を行っています。
根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターは、野鳥をはじめとする野生動植物の宝庫である春国岱（しゅんくにたい）の自然環境保全と環境教育的活用のため、根室市が建設し、平成7年4月にオープンした施設です。ネイチャーセンターでは、レンジャー(自然専門職員）がいて、春国岱および周辺地域の自然環境の調査および利用者の方々へのさまざまなサービスを行っています。

風蓮湖・春国岱で見られる野鳥

春国岱には、広葉樹林、針葉樹林、草原、湿原、湖沼・川、干潟、塩性湿地の7つの自然環境があり、バラエティに富んだ、さまざまな種類の野鳥を見ることができます。

オオワシ、オジロワシ、ケアシノスリ、オオハクチョウ、クロガモ、ビロードキンクロ、ホオジロガモ、カワアイサ、タンチョウ、ミヤコドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、シロカモメ、ワシカモメ、ユリカモメ、カッコウ、アリスイ、クマゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、ヒバリ、ミソサザイ、ノゴマ、ルリビタキ、ノビタキ、ウグイス、エゾセンニュウ、シマセンニュウ、センダイムシクイ、キクイタダキ、キビタキ、エナガ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、オオジュリン、ユキホオジロ、ベニヒワ、ハギマシコ、ベニマシコ、ニュウナイスズメ、コムクドリ、カケスなど。

※ 季節によって見れない場合があります。

春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターホームページより引用

ラムサール条約湿地

風蓮湖・春国岱 | ラムサール条約湿地
湿地のタイプ：汽水湖、砂州、藻場
登録年月日：2005年（平成17）11月8日
湿地の特徴：汽水湖、低層湿原、藻場、タンチョウ繁殖地、大規模キアシシギ・オオハクチョウ等渡来地

春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターは、風蓮湖・春国岱の東端に位置します。

開館時間 / 休館日 / 入館料

開館時間 ：午前9時～午後5時（10月～3月は、午後4時30分閉館）
休館日 ：毎週水曜日（水曜日が祝日の場合は、その翌々日）、祝日の翌日、年末年始(12月29日～1月3日）
入館料 ：無料

住所/電話番号

〒086-0074 北海道根室市東梅１０３番地　0153-25-3047