お袋とバードウォッチング

長居植物園でお袋とバードウォッチング

腰痛で歩くのも困難だったお袋が、ちょっと歩けるようになったので、長居植物園へ散歩に行かないかと誘ってみました。バードウォッチングに興味を持つか分からないけど、お袋用の双眼鏡も用意して行きました。
長居植物園へ向かってる道中「もう、梅は散ってるやろ。何が咲いてるん?」と聞くので、「花は分からんけど、鳥がいてるねん」と答えると「あんた、鳥を見てるの?」と驚いたようす。まあ、当の本人もバードウォッチングにハマりだしていることに驚いているぐらいだから、お袋が意外そうにするのは当たり前ですね(笑)

意外と野鳥の知識があるお袋

梅林に向かって歩いているとお袋が「梅にウグイスと言うけれど、あれはウグイスと違って」と久下氏から聞いたことのある話をしだしました。その後、ウグイスの谷渡りに関してなど喋り出しました。それを皮切りに鳥の話が出てくる出てくる。
お袋は10年ぐらい前まで山歩きをしていて、山仲間のリーダーの方が、山のことはもちろん、高山植物や野鳥、野生動物に詳しい方だったそうです。野鳥は双眼鏡で見ることはなかったけれど、見つけたらそれが何という鳥か教えてくれ、マメ知識も教えてくれたそうです。

カワセミ

「○○で見たカワセミが綺麗かった」と言い出しました。
いつものカワセミ・ウォッチング・スポットに近づいていた時だったので「ナイス・タイミング!」と思っていましたが、いつもと雰囲気が違いました。バズーカ砲のような望遠レンズを付けたカメラを構えている人たちが一人もいません。
念のために池の淵をチェックしましたがカワセミはいません。少しずつ歩きながら角度を変えて確認しましたが、やはりいません。双眼鏡を目に当てて何かを探しては少し歩き、また双眼鏡を目に当てて先ほどと同じ方向を探すことを繰り返してましたが、私があまりにも真剣そうだったのでしょう。お袋は黙って後ろを付いてきました。
池の掃除のためか、水がかなり少なくなってるのが原因かもしれません。この場所でのカワセミ・ウォッチングは諦めることにしました。
そのうちに、また見れるでしょう。

桜にメジロ

桜にメジロ

カワセミをお袋に見せるつもりで長居植物園にきました。体力的にも、カワセミをしばらく見たら帰宅すると思っていたので、他はノープランでした。特にあても無く植物園を歩いていると、満開の河津桜(カワヅザクラ)があったので、花見にスイッチを切り替えて、河津桜に近付きました。すると、花の隙間からひょっことが。お袋に「がおるで」というと「どこ?」と探し出しました。満開の花びらに埋もれて見えにくいのです。は数羽いて、モグラ叩きゲームのように、あちらこちらで顔を出します。その動きや花の蜜を吸うようすが可愛いのでお袋は上機嫌です。
私が、双眼鏡にスマホをセットして撮影しようしているとお袋は「目でもよく見えてる距離やから、手を伸ばしてスマホで撮影したらいいのに」と言います。双眼鏡xスマホx三脚は確かに撮影に手間がかかります。そして手間取っている間に鳥がいなくなるなんてことは多いです。また、よく動くのでピント合わせが難しいのです。
どうにか撮影したの写真をお袋に見せると「なるほど」と納得してました(笑)

双眼鏡

ヒヨドリやムクドリがいた時に「あそこ」と指差して双眼鏡で見るように言うと「眼で充分に見えている。双眼鏡よりも自分の眼で見た方がよく見える」と言ってたお袋が、の写真を見てから、双眼鏡を使おうとしだしました。

ジョウビタキ

ジョウビタキ

そのタイミングでオスのジョウビタキを見つけました。「あそこ」と指差しても、お袋は「鳥なんかおらへん」と言います。「あのオレンジのが鳥」というと「オレンジは分かるけど、あれ鳥なん?」というので「双眼鏡!」と言うと双眼鏡を目に当てました。お袋がじっと固まったので「見えてるの?」と聞くと、ぼそっと「めっちゃ綺麗やん」と言いました。
ジョウビタキは、飛び回り、木の枝に止まったタイミングで撮影しようとすると飛びます。残念なことに良い写真は一枚も撮れませんでした。でも、近くを飛び回っていたので、結構長い時間見ることができました。
このタイミングで、実はお袋にカワセミを見せてあげようと思って長居植物園に連れてきたことを説明して、「カワセミは見れなかったけど、ジョウビタキが見れて良かったね。カワセミ留鳥だから次に来た時に見れる可能性が高いけど、ジョウビタキ冬鳥で、もうすぐいなくなるから次に見れる機会はずっと先かも」と言って、「そろそろ帰ろうか」と言うと、ジョウビタキでテンションが上がったのか「もうちょっと見る」と言い出しました。

ランチを食べながら

喉も乾いたし、とりあえずランチを食べることにして、長男(お袋の孫)が数日前に長居植物園で撮影した野鳥の写真を見せながら園内でランチを食べました。

キレンジャク

ランチを食べ終えて林間の方に目をやると、カメラを木の上の方に向けている人が2~3人居ました。双眼鏡で確認するとでした。お袋に「双眼鏡で見てみ。特に頭」と言いました。お袋は「さっき見た修平が撮った写真の鳥!」と興奮しています。実は前に長男がヒレンジャクを撮影した高木のところもチェックしましたが、その時は一羽もいませんでした。お袋に「この鳥も冬鳥、もうすぐ渡っていくから、今日見れてラッキーやったな」と説明しました。

コゲラ

が飛び去ったので、歩き出すと道の横に立つ木に、何かが飛んでくるのが見えました。枝ではなく幹に止まったのでだろうと思って双眼鏡で確認するとでした。お袋に教えてもの柄と木が同化して分かりにくいのでしょう。「どこ?鳥なんかいてる?」と言ってます。

コゲラ

が木の裏側に動こうとし、ちょうどキツツキらしい見え方をしたのでお袋も気付きました。
林間を歩いている時に、何度か鳴き声が聞こえたので「日本で一番小さなキツツキの鳴き声」と話をしていました。この時のは、目線と同じ高さにいたのでじっくりと観察しやすかったです。
お袋は「白い縞が綺麗なぁ」と言ってました。

ヤマガラ

が止まってる木の向こう側で鳥の気配を感じたのでチェックするとヤマガラがいました。お袋に教えると、何も言わないのに双眼鏡で見ていました。「ジョウビタキほどでは無いけど、ヤマガラもなかなかやろ?」と言うと「なかなかや」と喜んでいました。

ジョウビタキが再び

ヤマガラが飛び去ると、入れ替わるようにジョウビタキが現れました。先ほどと同じあたりなので、同じ個体かもしれません。「次は見れないかもしれんから、しっかりと見ておきや」と言うと双眼鏡でしっかりと見ていました。

今日はこれぐらいにしといたるわ

ジョウビタキが飛び去ったので「今日はこれぐらいにしといたるわ」と関西人にはわかるギャグを言うと、おふくろは「長居植物園て、こんなに鳥がいてるんやな」と満足した様子。
植物園を出る時に「えっ!4時間もいたん?2時間ぐらいやと思った」と言いました。まさかランチを食べたことを忘れてはいないだろうけど、感覚的にはそんな感じだったのでしょう。
最初の内は「双眼鏡より自分の眼の方がよく見える」とブツクサ言ってたくせに、別れ際には「双眼鏡を買っておいて」と機嫌よく帰っていきました。

バードウォッチングに関する気付き

  • いつものところに、いつもの鳥がいるとは限らない
  • 季節を意識して野鳥を見る

バードウォッチング ツアー

初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。

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