大阪城公園でソロ・バードウォッチング

久しぶりのソロ・バードウォッチング

大阪城公園でソロ・バードウォッチング

6月下旬に帯状発疹を発症し、2週間ぐらい寝込んでいました。触れると痛い発疹は2週間で治まりましたが、脚の痺れと足裏の違和感は未だに取れません。発症前に比べると、疲れるのが早く、体力の回復が遅いのもあって、バードウォッチングを控えていました。
しかし、今冬のバードウォッチング ツアーのページを制作していると、うずうずしだしました。そこで、リハビリを兼ねてソロ・バードウォッチングを再開することに。ただ、マイフィールドの長居植物園がリニューアル工事のために、11月1日から3月31日まで休園しています。なので、大阪城公園でバードウォッチングをする事にしました。

お堀でカワセミの出待ち

お堀でカワセミの出待ち

久しぶりのソロ・バードウォッチングなので、いきなり森の中はハードルが高いと考え、先ずはお堀でカワセミを出待ちすることに。11月下旬に師匠の久下氏カワセミの写真を送ってくれました。バックに石垣と分かる写真もあったので、大阪城公園だとすぐに分かりました。この写真を見たこともソロ・バードウォッチングを再開する動機の一つです。
カワセミは目立つので、居たり飛んで来ればすぐに分かります。目慣らしにはもってこいです。しかし、この日は1時間近く粘りましたが、全く気配がありません。近くにカモ類などがいれば気を紛らわすことができますが、遠く離れた所にかたまっているので、ただひたすらカワセミを待ちましたが、出てきませんでした。じっとしていると体が冷えてきたので、諦めて他の場所に移動することにしました。

記念樹の森

記念樹の森を散策しました。春にメジロのヒナを見ることができた場所です。ヒヨドリの鳴き声が多いのですが、他の野鳥の鳴き声も聞こえます。木の葉が生い茂っていて、なかなか鳥の姿を捉えることができません。すぐに断念して、梅林なら葉が落ちているだろうから、何か野鳥がいればすぐに分かるだろうと思い、梅林を目指すことにしました。

メジロのヒナ

キンクロハジロとヒドリガモ

キンクロハジロ

青屋門の所で外堀をざっと眺めると、マガモたちに混じって黒いカモがいました。横に白い部分があるから、オオバンではなく、キンクロハジロだろうと思って双眼鏡で確認すると、間違い無くキンクロハジロです。他にヒドリガモもいました。キンクロハジロヒドリガモ冬鳥で、今シーズン初めて見ます。冬のシーズンが到来したと実感できました。

飛騨の森

青屋門をくぐると、小学生の団体が数グループいます。いやな予感は的中。梅林の中に、いくつかのグループがいます。青屋門の方からも別のグループがやてきます。これでは鳥たちが逃げてしまいます。梅林でのバードウォッチングはやめることにして、飛騨の森に行ってみることにしました。

ルリビタキ

ルリビタキ

飛騨の森に入るなり、カメラマンの方が3人ほど、カメラを構えています。間違い無く何かいます。撮影の邪魔にならないように、後ろに回り、双眼鏡で確認してみると、真正面からのアングル。とても可愛い鳥です。「見たことがあるようなないような」と思っているとカメラマンの方が「ルリビタキのメス」と教えてくれました。

ルリビタキ

すぐに別の木に飛んだので、後を追って双眼鏡で確認すると、今度は後ろ姿なので見覚えのある姿です。オスは全体的に青く、喉、胸、腹が白く、脇がオレンジで、人気の冬鳥です。メスは、全体的にオリーブ色で、尾が薄い目の青色です。オスの1年目はメスと似ています。2年目に暗い目の青色になり、3年目に明るい青色になります。以前に、久下氏と箕面公園で、1年目、2年目、3年目以降のルリビタキのオスを見ることができました。
そして、久下氏の判定では、この大阪城公園で見たルリビタキはメスではなく、1年目のオスということでした。

箕面でバードウォッチング(2年目のルリビタキは撮影できず)

最後にお堀をチェック

カワセミ

この日、ひそかにジョウビタキが見れたら良いのにと思っていました。なので天守閣の裏をチェックして、玉造門から、においの森を抜けて帰ろうと思っていたのですが、集中力が無くなってきているのと、森では目がついていかないかもと思い、堀の方に降りて簡単にカワセミをチェックしてから帰ることにしました。
堀の畔からカワセミが止まっていそうな枝をチェックすると居ました。撮影しようとピントを合わせている最中に、近くにいたカルガモが、大きく動いたので、カワセミは飛んでしまいました。しばらく待てば戻ってくる可能性もあるのですが、お腹も減っていたので、退散しました。

この日のソロ・バードウォッチングのまとめ

  • 一度あきらめたカワセミが見れた
  • キンクロハジロヒドリガモなどの冬鳥を見ることができて冬を感じた
  • ルリビタキを見ることができた

この3つの出来事が、特に印象に残りました。

バードウォッチングに関する気付き

  • コンスタンスに継続して目を慣らしておく

バードウォッチング ツアー

初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。

バードウォッチング ツアー

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バードウォッチング基礎知識

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