大阪城公園でお袋とバードウォッチング

大阪城公園でお袋とオオルリを探す

大阪城公園でお袋とバードウォッチング

久下氏が出演していた『おはよう関西 四季だより』(3月22日 放送)を見たお袋から「大阪城公園でオオルリが見れるらしい」と言ってきました。そのニュアンスからオオルリを見たいのだろうなと思いましたが、その時点ではオオルリの見つけ方に自信が無かったので、いったんはスルーしました。
4月15日の初めてのバードウォッチング 大阪城公園オオルリの見つけ方を教えていただき、4月24日の初めてのバードウォッチング 大阪城公園オオルリを見ることができたので、オオルリを見つけるイメージが整ったので、GW中に大阪城公園に行かないかと、お袋を誘ってみました。
もちろん、野鳥のことなので、見れるとは限りませんが、できるだけ早い時間に大阪城公園へ向かいました。

桜広場へ

桜広場

バードウォッチングの探鳥ポイントは、桜広場の高木の梢が目線の高さで見れる所です。

オオルリとキビタキを見ることができた場所

初めてのバードウォッチング 大阪城公園オオルリキビタキを見ることができた場所です。
移動中に、私だけですが、瞬間的にキビタキを見ることができました。
幸先良いなあと思っていたのですが、桜広場の見下ろしのポイントでは、鳥の気配を感じることはなく、鳴き声も聞こえません。

イカルとアカハラ

久下氏がオオルリを撮影したという場所

しばらく粘っても、シーンとしていたので、少し離れたカメラマンの人たちがスタンバイしている場所に移動してみました。そこは、今年、久下氏オオルリを撮影したという場所です。

イカル

しばし待つと、高木の方から桜広場の方に鳥が飛びました。オオルリではなさそうですが、止まったあたりの桜の木を探してみると、イカルがいました。
お袋に場所を教えて双眼鏡で見るように言うと「2羽いるけど別の鳥やんな?」と聞いてきます。なんと、イカルの少し上、別の桜の木の枝にアカハラが止まってました。あわてて、フィールドスコープをセットしようとしているうちに、どちらも飛び去りました。
過去に数度、久下氏に「イカルです」と教えてもらい、指さす方向を見ても捉えることができませんでした。やっと、見ることができて嬉しかったです。
お袋も、イカルアカハラと見れて、テンションが上がっていました。
※ 掲載の写真は、後に撮影できたものです。

豊國神社の裏でキビタキ

キビタキ

桜広場でオオルリを見るのを一時的に諦めて、豊國神社の裏へ夏鳥がいないかチェックしに行くことにしました。一瞬の出来事で、ほとんどの参加者の方に見ていただくことができなかったので、レポートには掲載しませんでしたが、4月24日の初めてのバードウォッチング 大阪城公園で、オオルリのメスを見かけたので、今回も可能性が無い訳ではありません。植林の中から、野鳥の鳴き声が聞こえてはいますがオオルリはいませんでした。
諦めて、桜広場に戻ろうとした時に、キビタキが木の枝に止まっているのを見つけました。
お袋に「あそこにオレンジ色の点が見えるか?見つけたら双眼鏡で見てみ」と促すと、「何?めっちゃ綺麗」と驚いていました。撮影をする間もなく、木々の間を飛び回るので、距離を取りながらついて行って、何度か双眼鏡で見ることができました。

桜広場で再びイカル

桜広場で再びイカル

桜広場に戻ってオオルリを探しましたが、気配がありません。でも、イカルを再び見ることができました。しかも、今回はかなり長い時間、観察することができ、写真も撮影することができました。

桜広場で再びイカル

イカルは、桜の実を貪りだしました。桜の実をついばみ、もぐもぐしたら、種だけを吐き出します。その器用さにお袋は感心していました。

桜広場で、以前にメジロのヒナの情報を教えてくださった久下氏の鳥仲間の方とばったりお会いしました。先日のお礼を言うと、私のことを思い出して、ついていくのが遅れていたメジロのヒナも、みんなと合流できて、飛び去って行った様子をお話しくださいました。
オオルリを見にきたことを伝えると、ここ数日オオルリはほとんど見なくなったけど、先ほど市民の森でコルリが見れたと教えてくださいました。

コルリを探しに市民の森へ移動

市民の森へ移動中、大きな望遠レンズが付いたカメラを担いだご夫婦に「何か見れましたか?」と声をかけられました。キビタキイカルのことを話すと、市民の森のコルリの情報を詳しく教えてくださいました。

コルリ待ち

市民の森の中に、カメラマンが半円状に集まっている所がありました。木上のコルリが下りてくるのを待っているようなので、私たちも空いている所で待つことにしました。

実は、着いてすぐに「木の根の所に下りてる」という話声が聞こえ、なにやら小さな野鳥がちょろちょろする姿を見たのですが、すぐに上の方へ飛び去りました。ほとんど姿を見ることができませんでしたが、どうやらコルリだったようです。
隣のカメラマンの方が、他のカメラマンの方と「これでまた、1時間待ちやな」と言っています。どうやら、だいたい1時間に1度ぐらいの頻度で地上に下りてくるようです。

キビタキ

キビタキ

コルリが下りてくる辺りに、スズメぐらいの大きさの野鳥がやってきました。近くのカメラマンから「キビタキかぁ」とつぶやきが聞こえました。薄暗い所で、ちょろちょろと動き回るので、ピントの甘い写真ですが、どうにか撮影出来ました。
後に久下氏に確認してもらいましたが、キビタキに間違いないけど、この写真ではメスかオスの幼鳥かの識別は不可能ということでした。キビタキに関わらず、メスとオスの幼鳥が似ている野鳥は多いのです。

オスのキビタキ

近くの木の枝にキビタキのオスが飛んできたので、お袋に教えて観察をしました。このオスは、何度も同じ木の枝に戻ってきます。以前に久下氏キビタキのオスは、渡りの途中でも休憩に下りた場所で、一時的な縄張りを主張すると教えていただきました。おそらく、その行動だったのでしょう。

コルリ

コルリ

オスのキビタキに夢中になっていると、近くのカメラマンの方が「コルリが下りてきたよ」と教えてくれました。
今度は、お袋も双眼鏡でしっかりと観察でき、ピントは甘いですが、撮影も出来ました。
お袋はそれなりに喜んでいたのですが「一度だけやけど、山の中で見たオオルリが綺麗かった」と言います。
このコルリも日の光が当たる所で見ると、きっと美しい青色のはずであるという話をしました。
まあ、機会があれば箕面に連れて行きたいと思います。

バードウォッチングに関する気付き

  • 狙いの野鳥が見れない時は、ターゲットを変える

バードウォッチング ツアー

初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。

バードウォッチング ツアー

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バードウォッチング基礎知識

大阪城公園 桜広場の場所と行き方

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