大泉緑地でバードウォッチング
久しぶりの大泉緑地
長居植物園に次ぐ第2のマイ・フィールドともいえる大泉緑地で、2時間程バードウォッチングをしました。先ずは大泉池で目慣らしで、以前に久下氏にカワセミを見せていただいた池の中の小島、カワセミが止まっているかもしれない蓮の茎などをチェックしました。残念ながらカワセミはいませんでした。
頭泉池 かしらいずみいけ
その後、かきつばた園でスズメの砂浴びを観察して、頭泉池へ移動しました。冬鳥であるヒドリガモが、大泉池にも頭泉池にも、まだいているので双眼鏡で観察していた時に、青い点がスーッと横切りました。あの青色はカワセミだろうと行先を追いかけると対岸の木の枝に止まりました。75mほど先なので、双眼鏡では姿を確認できない大きさですが、あの色は間違いないとフィールドスコープを合わせましたが、捉える前に飛んだのか見当たりません。双眼鏡やフィールドスコープでチェックしますが見つけることができませんでした。
諦めた掛けた頃に、双眼鏡で光る青い点を見つけました。何度も見た場所なので、見つけにくい所から出てきたのでしょう。今度はフィールドスコープで姿を確認できて、スマホをセットしましたが、その間に飛んでしまいました。距離を考えると、スマホで撮影できても、かなり小さかったでしょう。
草むらでコマドリ
2月に長男と孫と一緒に三世代 バードウォッチングをした時に、ツグミやムクドリが地上にいた場所のすぐ横を歩いていると、あの時は枯葉が一面に落ちていただけなのに、今は雑草が膝まで伸びていると季節の違いを感じました。そして、何気なく周りに目をやると、その草むらの奥でカメラマンが10人ほど集っています。そっとその背後に近付くと、草の茂みの中にコマドリがいると教えてくれました。倒木があって、先ほど、その上に乗ったというのです。5分程待つと、ほんの一瞬だけですが、倒木の上にコマドリが現れました。正直言うと、コマドリと聞いていたからコマドリと分かりましたが、情報なしではコマドリと見分けるほどしっかりと見れたわけではありません。もう5分程待つと、コマドリは頭上を飛んで、少し離れた植え込みの中に飛び込みました。双眼鏡で植え込みの中をチェックするといました。フィールドスコープを合わせて見ると、暗いですが全身を確認できました。撮影しようとすると地面に下りてしまいました。
双眼鏡で植え込みの中を探すと、先ほどよりも若干明るいのですが、枝が交差する奥の方にいました。とりあえず写真を撮ってみましたが、やはり枝被りです。その後に、また植え込みから下りたので、見やすい所に移ることを期待していました。
皆が固唾を飲んで見守る中「ニャー!」という大きな猫の鳴き声と共にコマドリが飛び去りました。野良猫がコマドリを狙っていてのです。カメラマンの一人が悔しそうに野良猫を追い払いましたが、コマドリがどこに飛んだか分かりませんでした。
夏鳥の季節がやってきた
先週、久下氏が「大阪城公園にてオオルリ、コマドリを観察撮影ができました。」と知らせてくれました。それと共に、今回のバードウォッチングでコマドリが見れたことで、夏鳥の季節がやってきたと感じました。
『野鳥ガイド 久下流 バードウォッチングの楽しみ方』の「野鳥の渡りを知ることで季節を感じる」を体感した出来事でした。
バードウォッチングに関する気付き
- 季節が変わるとフィールドの様子が変わるので野鳥の探し方も変わる
- 野鳥の渡りを知ることで季節を感じる
バードウォッチング ツアー
初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。
バードウォッチング基礎知識
久下直哉氏監修のバードウォッチング基礎知識です。バードウォッチングを始める方は参考にしてください。 バードウォッチングの楽しみ方 / バードウォッチングの時の服装や持ち物
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大泉緑地の場所と行き方
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