キリマンジャロを訪れるツアー
キリマンジャロ
キリマンジャロ国立公園:1987年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録
キリマンジャロは、タンザニア北東部、ケニアとの国境付近にある標高5,895mの独立峰で、アフリカ大陸の最高峰。
独立峰としては、世界一の高さを誇ります。
3つの峰から成る成層火山で、西から、シーラ峰(3962m)、キボ峰(5985m)、マウェンジ峰(5149m)と並んでおり、中央のキボ峰が最高峰です。
キリマンジャロとは、スワヒリ語でKilima(山)- njaro(輝く)の意味で「輝く山」もしくは「白き山」という説もあります。
赤道付近に位置しますが、標高の高いキボ峰の頭頂部には、氷河が存在します。この氷河は、縮小傾向にあり「2020年までに完全に消滅する可能性がある」と言われてます。
キリマンジャロ山とその周囲の森林は、1973年に国立公園となり、1987年に世界遺産に登録されました。
整備された登山ルート
大陸最高峰の中では、登山ルートも整備されており難易度はそれほど高くなく、本格的な登山家でなくても登頂が可能です。
また、登山可能期間が比較的長いことから、多くの一般登山客が訪れます。
キリマンジャロの登山ルートは複数ありますが、5~6つのルートがよく使われます。
中でも、マラング・ルート(左地図:赤点線)は別名コカ・コーラルートと呼ばれ、整備が行き届いたポピュラーな登山ルートです。
マチャメルート(上地図:黒点線)はアップダウンがあるために、高所順応がしやすい登山ルートとなり、ウフルピーク(キリマンジャロ最高点)への登頂率が高いルートとなります。