30分だけバードウォッチング

樫井川でちょっとだけバードウォッチング

用事で泉佐野へ出かけたので、樫井川でバードウォッチングを試みました。特に、バードウォッチングのポイントを知っている訳でなく、どのような野鳥がいるのかも不明でしたが、30分程の時間があったので、とりあえず、バードウォッチングをしてみることにしたのです。そのような状況だったので、特に期待はしていませんでした。
ただ、車で出かけていたので、双眼鏡、フィールドスコープと三脚は用意していました。

キセキレイ

10分程川沿いの自然歩道を歩きましたが、あまり鳥の姿を見かけません。鳥の鳴き声さえずりは山の上の方から聞こえますが、川では全く鳥を見かけることはありませんでした。
ただ、ミヤマカワトンボがたくさんいました。箕面公園バードウォッチング・ツアーの時に、久下氏が「キセキレイの好物です」と教えてくれたのでキセキレイはいるかもしれないと思ってました。
15分程、定点観察しましたが何も見れないので、自然歩道を戻っていくと、キセキレイがいました。

カワガラス

キセキレイにフィールドスコープの焦点を合わせていると、何かが横切りました。一瞬ですが、尾羽がピンと立った後ろ姿を見ました。「ミソサザイ?」と思って、フィールドスコープよりも視野の広い双眼鏡で探しましたが見失いました。
岩の陰にいるだろうと、回り込むように移動して探しました。すると見当違いの岩陰から何かが出てくる感じだったので、あわててフィールドスコープの焦点を合わせみると、ミソサザイよりもはるかに大きく、色も黒に近い茶色でした。
「もしかして、カワガラス!」と思って興奮しました。2月に久下氏箕面カワガラスを探しましたが出会えず、6月の箕面公園バードウォッチング・ツアーでも出会えなかったカワガラスではないでしょうか!他にも渓流では常にカワガラスを意識していました。しかし、一度も出会うことがなかったのです。

カワガラス

野鳥が川に水を飲みに来たとか、水浴びに来たって感じではなく、川の中に頭まで突っ込んで、グイグイ歩いています。途中で、川蟹か水生生物を捕まえたようすです。この行動は、カワガラスのはずです。
しかし、動くのが早く、ピンぼけの写真しか撮ることができませんでした。
1~2分ぐらいの観察でしたが、カワガラスは、低い軌道で一直線に上流へ向かって飛んでいきました。

カワガラス

車に戻ると、すかさず図鑑を引っ張り出して、調べました。特徴や行動はカワガラスにぴったりと合致していました。3時過ぎという時間帯で30分の短い時間だったので、期待はしていなかった上に、諦めて戻る途中での出来事だったので、よけいに興奮しました。常に双眼鏡は持っておかないといけないと思いました。

バードウォッチングに関する気付き

  • わずかな時間でもバードウォッチングをしてみる

バードウォッチング ツアー

初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。

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バードウォッチング基礎知識

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