ヤツガシラを探せ!

ヤツガシラを探しに行く

ヤツガシラを探しに行く

久下氏が、大阪府下のとある都市公園に、ヤツガシラが現れたという情報をキャッチしました。
その翌日に、探しに行ってみるというので、同行させてもらいました。

ヤツガシラの渡り

ヤツガシラは、冬は東南アジア諸国で越冬し、夏に中国北部、モンゴル、シベリア南部などへ北上して繁殖します。春と秋に日本を通過する旅鳥ですが、ヤツガシラの渡りのルートとしては、日本の本州は少し外れています。なので、大阪で見ることができるのは珍しいことなのです。
今年の春、奈良県の馬見丘陵公園で目撃された時は、200~300人のバードウォッチャーやカメラマンが集まったというぐらい、関西では珍鳥なのです。

ヤツガシラを見つけることはできるのか?

旅鳥ということは渡りの最中なので、翌日の朝には、渡って行ってしまう可能性が大きく、前日にいたからといっても、今日はいないということが、普通のことです。また、広い都市公園のどこにいるか不明なので、見つけることができない場合もあります。いちかばちか行ってみて、見ることができたらラッキーなのです。

当日の天候

翌日まで雨が続いていました。当日の天候は、回復傾向にあるものの、雨時々曇りで落雷警報が出ていました。ラッキーな面でいうと、ヤツガシラが移動していない可能性が高いという点です。マイナス面でいうと、雨が強いと、ヤツガシラが雨宿りして、目立たない所にいることが多いとか、視界が悪いという点です。

公園入口へ

ヤツガシラか?

久下氏と、公園の入り口で開園前に待ち合わせをしていました。私はギリギリの到着になりそうだったのですが、到着前にヤツガシラらしき野鳥が写っている写真が送られてきました。「昨日の目撃情報?それとも、私が開門時間を間違えていた?」などの疑問を抱えたまま、駅から公園入口へ急ぎました。

入園

私が入園券を購入している最中に開門し、久下氏は、そそくさと園内へと入っていったので、あわてて後を追うと、久下氏は公園内に入ってすぐの所でフィールドスコープをセットしていました。

ヤツガシラがいた

ヤツガシラがいた

芝生の上を見ると、ヤツガシラがいました。肉眼でも分かります。大きさはヒヨドリぐらいの大きさですが、独特の容姿なのでで、一見するだけでヤツガシラだと見分けることができました。あわてて双眼鏡とフィールドスコープを出して、観察を始めました。
先ほど、久下氏から送られてきた写真は、開門を待っている久下氏が、ゲート越しにヤツガシラを見つけたので、撮影して送ってくれたものだったのです。

採餌するヤツガシラ

採餌するヤツガシラ

ヤツガシラは長いくちばしで芝生を突っつきながら、うろうろと歩いています。

採餌するヤツガシラ

たまに、グイッとくちばしを地面に差し込むと、何かを引き出します。フィールドスコープで見ると、昆虫です。くちばしを空に向かってあげて、くちばしを開いて、落ちてくる虫を飲み込んでいます。

ヤツガシラの冠羽

ヤツガシラの冠羽

ヤツガシラの最大の特徴は、広げた時の冠羽です。ハシブトガラスが寄ってきた時に、バっと開いて威嚇しているようでした。雷が鳴った時も、驚いたように開いていました。ヤツガシラの名前の由来は、この開いた冠羽が、八つの頭に見えるからだそうです。

木の上に移ったヤツガシラ

木の上に移ったヤツガシラ

しばらく観察をしていると、ヤツガシラが飛んで、木の上に移りました。

木の上に移ったヤツガシラ

枝の上で落ち着いたら、せっせと羽繕いを始めました。

木の上に移ったヤツガシラ

羽を広げると、実に美しいです。

正面から見たヤツガシラ

正面から見たヤツガシラ

ニューオーリンズ・ファンクが好きな私は、マルディグラ・インディアンのチーフを連想しました。

参考 ⇒ ニューオリンズ・ファンク(外部リンク:Link-USA

珍鳥は、目撃されてから、数時間後、いや数分後にはいなくなるということが多い中、今回、直ぐにヤツガシラに出会え、じっくりと観察することができて、非常にラッキーでした。
久下さん、ありがとうございました。

バードウォッチングに関する気付き

  • とにかく現地に行って探してみる

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