野鳥図鑑に関して

バードウォッチング基礎知識 図鑑

野鳥の図鑑は数多くあり、主に写真図鑑とイラスト図鑑があります。その中で、入門者や初心者におススメの図鑑は、公益財団法人 日本野鳥の会が編集発行している野鳥観察ハンディ図鑑 新・山野の鳥 改訂版野鳥観察ハンディ図鑑 新・水辺の鳥 改訂版です。
この2冊の図鑑の主な使用目的は、見た鳥の種名を見分けることです。この図鑑を使った種目の見分け方は中に記載されている「この本の使い方」で確認ください。

  • ハンディサイズなので、バードウォッチングの時にかさばらない
  • イラストだから、特徴がひとめで分かる
  • 同じページで似ている鳥と比べて分かる
  • 見分けやすいと思われるポイントを解説
  • 種名の前に□(チェックボックス)が付いている

野鳥観察ハンディ図鑑 新・山野の鳥 改訂版

野鳥観察ハンディ図鑑 新・山野の鳥 改訂版約160種の水辺の野鳥を「身近な鳥」「山林とその周辺の鳥」「草地の鳥」「渓流の鳥」「高山の鳥」「夜の鳥」「飛んでいる鳥」の7タイプにわけて紹介している。
解説:安西英明
絵:谷口高司
定価:600円(税別)
ISBN978-4-931150-54-6

野鳥観察ハンディ図鑑 新・水辺の鳥 改訂版

野鳥観察ハンディ図鑑 新・水辺の鳥 改訂版約150種の水辺の野鳥を「小鳥」「泳いでる」「歩いている」「飛んでいる」の4タイプにわけて紹介している。
解説:安西英明
絵:谷口高司
定価:600円(税別)
ISBN978-4-931150-55-3

久下流 野鳥観察ハンディ図鑑の活用方法

初めて見た日と場所を記載しよう
見た野鳥の種名の前にある□(チェックボックス)にチェックを入れるだけでなく、始めて見た日と場所を余白に書き込んでおくと、思い出深い履歴になります。

余白にメモを書き込もう
写真図鑑と違ってイラスト図鑑には余白が多いので、メモを書き込むことができます。メモを書き込むことによって、自分だけの図鑑になります。

久下氏の図鑑

久下氏が1990年代から常用しているハンディ図鑑。様々なメモが書き込まれ、自身で使いやすいようにインデックスが付けられています。

写真図鑑など別の図鑑との併用

この2冊のハンディ図鑑は、野鳥の種名を見分けることに重点をおいて編集されているために、個々の詳細に関しては省略されています。個々の詳細が知りたい場合は、別の図鑑などでお調べください。
また、日本で記録されている野鳥は絶滅危惧種を含んで633種ですが、この2冊のハンディ図鑑には、出会う機会が多い約310種が掲載されています。もし、この図鑑に掲載されいない野鳥と出会った時は、別の図鑑などで確認ください。

久下氏 愛用の写真図鑑

写真図鑑
写真図鑑写真図鑑は重いですが、いずれ必要になってきます。
どうしても写真は、光の加減によって色が野鳥(実物)を見た時と異なる場合もあるので注意が必要です。
また、写真図鑑は奇麗な写真を見る事が先になってしまいがちですが、解説を読むことも大切です。
※ 写真は久下氏が推奨する写真図鑑。使い込まれた日本の野鳥 650(平凡社)と新訂 日本の鳥550 山野の鳥 (ネイチャーガイドシリーズ) 。

ここで紹介した図鑑は大手書店などで購入が可能です。

監修・写真提供:久下直哉 氏

 


バードウォッチング ツアー

初めての方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。

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